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ふるえたい

ふるえたい

鳥肌が立つほどの感動。自分より大きなものに触れたときの震え

まとまり
涙と余韻
記録した作品
9 作品
よく書く人
草餅・凪・ヤギ

この気持ちについて

ここで言う「ふるえる」は、怖さではなく感動のふるえです。美しい演奏を聴いたとき、長い物語が大きな円を描いて閉じたとき、腕に鳥肌が立ち、喉の奥が熱くなる。自分よりずっと大きなものに触れた瞬間の、体ごとの反応です。

この気持ちは、泣きたいとも熱くなりたいとも少し違います。涙が出ることもありますが、それより先に、言葉を失ってただ受け止めるしかない時間が来ます。感情浴の中でも、いちばん「浴びる」という言葉が似合う気持ちかもしれません。

恩田陸の小説『蜜蜂と遠雷』は、ピアノコンクールを舞台に、音を文字で聴かせるという難しいことをやってのけ、演奏の場面ごとに読み手をふるわせます。映画『ショーシャンクの空に』は、長い年月の忍耐の末に訪れる解放の場面で、多くの人の記憶に残ってきました。音楽では、ベートーヴェンの『交響曲第九番』のように、最後の楽章へ向けて長く積み上げていく曲が、この気持ちを最もまっすぐに連れてきます。

ふるえる感情浴には、途中で遮られない環境が欠かせません。音楽ならできるだけよい音で、映画なら部屋を暗くして、最後まで通して浴びてください。

ふるえたいときの作品

この気持ちで記録された9作品です。しずくの数は、心が動いた大きさの目安で、作品の出来を採点したものではありません。

この気持ちになれる場面

ふるえたい作品が、どんな時によく浸かられているか。場面ごとに、作品と特集を束ねています。