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おなかをすかせたい

おなかを空かせたい

おいしそうに食べる人を見て、食べる楽しみを思い出す

まとまり
五感がさわぐ
記録した作品
9 作品
よく書く人
ぬか・はるまき・凪

この気持ちについて

おなかを空かせたい、というのは、ラルムの気持ちの中でもいちばん体に近いものです。疲れが続くと、食事がただの作業になり、何を食べてもおいしいと感じにくくなります。そんなとき、誰かがおいしそうに食べている姿を見ると、忘れていた食べる楽しみが戻ってきます。

この気持ちの感情浴は、湯気や音や色を浴びることです。鍋のふたを開けた瞬間、焼き目がつく音、ひと口めの表情。作品の中の食卓は、実際の料理以上に、食べることのうれしさを濃く伝えてくれます。

久住昌之原作・谷口ジロー作画の漫画『孤独のグルメ』は、ひとりの男性が仕事の合間に店を選んで食べるだけの話で、食べる前の迷いまで含めて食事の楽しさが詰まっています。よしながふみの漫画『きのう何食べた?』は、二人暮らしの毎日の献立を手順ごと描き、作る楽しみまで思い出させてくれます。池波正太郎のエッセイ『食卓の情景』は、昔の東京の食べものの記憶を、読むだけでおなかが鳴るような筆で書き残しています。

この感情浴を浴びたあとは、ぜひ実際に何かを食べてください。作品の味を思い浮かべながら食べる一皿は、いつもより少しおいしく感じられます。

この気持ちになれる場面

おなかを空かせたい作品が、どんな時によく浸かられているか。場面ごとに、作品と特集を束ねています。