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あつくなりたい

熱くなりたい

誰かが全力を出す姿を見届けて、自分の体温まで上がる時間

まとまり
弾む・高鳴る
記録した作品
13 作品
よく書く人
凪・草餅・ヤギ

この気持ちについて

熱くなりたいときは、自分の中の火が小さくなっているのを感じているときです。何かに本気になった記憶が遠くなり、毎日が同じ温度で過ぎていく。そんな日に、誰かが全力を出す姿を見届けると、こちらの体温まで上がってきます。

この気持ちの感情浴は、観る側も息を止めて一緒に走るような体験です。試合の最後の一球、ゴール前の数秒、仲間が待つ場所へ走り込む場面。読み終えたあと、手のひらが少し汗ばんでいることもあります。

運動や競技を描いた作品が多く並ぶのは、勝ち負けという分かりやすい山場があるからです。古舘春一の漫画『ハイキュー!!』は、背の低い主人公が高い壁に向かっていく試合の連続で、一冊ごとに体温が上がります。三浦しをんの小説『風が強く吹いている』は、寄せ集めの仲間が箱根駅伝を目指す物語で、走る場面を文字だけで熱くします。映画『ロッキー』は、勝つことより最後まで立っていることに意味を見いだす物語です。

熱さは長く続けて浴びると疲れも残ります。一冊、一試合と区切って、ほてりが冷める前に眠るくらいがちょうどよい量です。

この気持ちになれる場面

熱くなりたい作品が、どんな時によく浸かられているか。場面ごとに、作品と特集を束ねています。