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ひとりをあじわいたい

ひとりを味わいたい

寂しさとは違う、自分だけの時間の豊かさを確かめる

記録した作品
10 作品
よく書く人
灯・ヤギ・鹿の子

この気持ちについて

ひとりを味わいたいという気持ちは、寂しさとは別のものです。人といる時間が嫌なわけではない。けれど、誰にも合わせず、誰の顔色もうかがわず、自分の速さで過ごす時間がどうしても必要になることがあります。

この気持ちの感情浴では、ひとりで過ごす人の姿を、好ましいものとして眺めます。ひとりで歩き、ひとりで食べ、ひとりで考える人物が、寂しそうではなく満ち足りて見える。そういう作品に触れていると、自分のひとりの時間にも同じ豊かさがあると気づけます。

谷口ジローの漫画『歩くひと』は、郊外に越してきた男性が近所を歩くだけの話がほとんど言葉なしで続き、ひとりの散歩の楽しさがそのまま伝わってきます。ソローの『森の生活』は、森の小屋での暮らしを通して、ひとりでいることと考えることの関係を語る古典です。ゲーム『風ノ旅ビト』は、広い砂漠をひとり歩く旅の中に、ときおり誰かの気配が混じる作品で、ひとりの時間の輪郭をかえってはっきりさせます。

ひとりの感情浴は、終わったあとの過ごし方も含めて楽しんでください。すぐに誰かと話さず、しばらくその余韻の中にいるのも味わいのうちです。

ひとりを味わいたいときの作品

この気持ちで記録された10作品です。しずくの数は、心が動いた大きさの目安で、作品の出来を採点したものではありません。

この気持ちになれる場面

ひとりを味わいたい作品が、どんな時によく浸かられているか。場面ごとに、作品と特集を束ねています。