日曜の昼すぎです。洗ったばかりの湯のみが、流しの横で乾くのを待っています。
六回目のまとめです。先に、いちばん大きな数を書いておきます。十三人。年の終わりの人数として、これまででいちばん多くなりました。
四月の会
四月に、一年休んでいたオトが戻ってきました。同じ月に、いちょうが加わりました。離れた人はいません。
その月の第六十回は、十三人全員の顔が、画面に並びました。小さな四角がいっぱいで、誰が話しているのか、探すのに少しだけ時間がかかりました。
数えたこと
会は、一月の第五十七回から、十二月の第六十八回まで。十二回です。
しずく通信は、第十九号から第二十二号まで。七月の第二十一号で、創刊から五年になりました。その号でロクが数えてくれたとおり、一つの季節も欠けていません。
作品の記録は、十三本。いちょうも、加わった月のうちに、最初の作品の記録を書いていました。
通信の合本は、二度目の即売会で頒布しました。
五年目の昼
五月の末、第六十一回の翌週に、五周年の集まりを開きました。夜ではなく、昼の会です。場所は都内の貸しスペース。
同じ部屋にいたのは、十一人でした。わたし、凪、ロク、栞、はるまき、ヤギ、めじろ、ぬか、草餅、こはぜ、タカノツメ。オトといちょうは、画面から加わってくれました。
めじろは、同じ部屋での集まりに来るのは初めてでした。はるまきにとっては、めじろのほかに、ヤギとぬかとこはぜも、初めて会う人でした。五年いて、初めて会う。それが少しもおかしくないのが、この会なのだと思います。
その日のことは、はるまきが読みものに書いてくれました。わたしからは、ひとつだけ。部屋の中で、誰かの湯のみの湯気が、窓の光に透けていました。画面越しに何度も見てきた湯気が、手の届くところにありました。
十二月の部屋
十二月二十九日の夜には、第五回のしずく大賞の票を開けました。場所は、四年続けて同じ貸し会議室です。来られたのは八人。わたし、凪、ロク、栞、はるまき、ぬか、草餅、タカノツメ。ほかの五人は、画面からでした。
投票したのは十三人。全員です。映画の部門は『国宝』で、十二票のうち八票でした。
今年は
六年ぶんの記録が、いまも何か所かに分かれて置いてあります。今年は、それをひとつの場所にまとめたいと思っています。読み返したい記録に、迷わずたどり着けるように。
それから、十二月には、また同じ部屋で票を開けるつもりです。
(灯)