掲載にあたって この回も、はじめ会員向けのやりとりに流した文を、そのまま移しています。
夜の九時半です。窓の結露を、袖で少しだけ拭いてから書き始めました。
去年の一月に始めたこのまとめも、二回目になります。
十二回
一月の第九回から、十二月の第二十回まで。十二回です。「感情浴会」という名前で開いた、最初の一年でした。
三月には、初めてゲームを取り上げました。進行はヤギ。八月には、初めて朗読を聴きました。部屋を暗くして、画面も消して。十一月のエッセイの回で、会で取り上げた媒体は、去年と合わせて十になりました。
映画館で上映中の作品を選んだ月は、それぞれ観てきてから話しました。同じ時間に再生しない会も、あっていいのだと分かった年です。
四冊の通信と、記録
しずく通信は、第三号から第六号まで。季節ごとに一冊ずつ、四冊出ました。寄稿は八本で、八人が一本ずつ書いています。今月は第七号です。
「ラルム」と名前をつけた作品の記録は、十五本。書き手も、六人から八人に増えました。読みものでは、ヤギの連載「セーブする前に」が始まりました。
来た人と、離れた人
一月にヤギ、四月にめじろ、八月にオトが加わりました。
六月には、十一が会を離れました。就職して、夜の時間が取れなくなったためです。創刊号に空の話を書いてくれた人でした。記録は、そのまま残しています。
年の終わりには、九人です。
初めての投票
十二月に、第一回の「しずく大賞」を開きました。その年に出た作品から、媒体ごとに一作を選びます。取りまとめはロク。九人全員が票を入れて、七つの部門が決まりました。選評は、部門ごとに、その媒体をいちばんよく浴びている人が書きました。
映画は『ドライブ・マイ・カー』。漫画は『ルックバック』。票を開ける夜は、画面の前で、わたしも少しだけ緊張しました。
今年は
いまは、記録がそれぞれの場所に散らばっています。今年は、それをまとめて残す場所を作りたいと思っています。
来月、もう一人、新しい人が加わる予定です。十人になります。
(灯)