バイト帰りのバスで、第2期の一話目を観ていました。猫猫が、ある薬草を見つけて急に早口になる場面で、声を出して笑ってしまって、前の席の人にちょっと振り向かれました。
どんな話
舞台は、昔の中国に似た国の、後宮。帝のお妃さまたちが暮らす、大きな宮殿の奥です。
主人公の猫猫は、町で薬屋をしていた女の子。あるとき人さらいにあって、後宮の下働きとして売られてしまいます。そこで、持ち前の薬と毒の知識のせいで目立ってしまい、あるお妃さまの毒見役になる。
猫猫は、基本的にやる気がありません。目立ちたくない。面倒ごとに関わりたくない。でも、毒や薬の話になると、急に目がきらきらして、止まらなくなる。
そこに、いつもからんでくるのが、壬氏。後宮を取りしきる、ものすごく顔のきれいな人です。まわりの誰もがうっとりするのに、猫猫だけは、まるで虫でも見るような目で彼を見る。
第2期のこと
第1期からの続きで、2025年の一月から夏にかけて放送されました。私は第1期を、会に入る前の冬休みにまとめて観ていたので、第2期は毎週、放送を待って観ていました。
第2期は、後宮の中で起きる不思議なできごとを、猫猫が薬の知識でひとつずつ解いていく話が続きます。毒のこと、病気のこと、においや味のこと。猫猫の説明を聞いていると、ちょっと理科の授業みたいで、でも、ぜんぜん眠くならない。
新しく出てくる人物もいます。虫が大好きな、明るい下働きの女の子。猫猫とは、好きなものの種類はちがうのに、好きなものの話になると止まらないところが似ていて、二人が話している場面はとても楽しかったです。
後半は、話が大きく動きます。ここは書かないでおきます。私は最後のほうの数話、通学の電車でリピートしてました。
ときめいたところ
いちばんときめいたのは、壬氏が、猫猫になんとかして自分を見てもらおうとして、毎回ちょっとずつ空回りするところでした。
いつもは完璧に見える人が、猫猫の前でだけ、少しだけ子どもっぽくなる。それを、猫猫はまったく気にしていない。この温度差が、何回観ても笑えるし、ちょっと胸がきゅっとなります。
恋愛の話かと聞かれると、たぶん、まだちがう。でも、恋愛になる手前の、ずっとじれったい感じが、私はすごく好きです。
猫猫の顔
猫猫の顔が、とにかく忙しいんです。退屈なときは、目が死んでいる。面倒な人に話しかけられると、露骨に嫌そうな顔をする。でも、めずらしい毒や薬草を見つけた瞬間だけ、ほっぺたが赤くなって、目がきらきらする。その切り替わりが、毎回おかしくて、かわいい。
猫猫は、ちょっと冷たく見えるけど、実は困っている人をほうっておけない子です。口では文句を言いながら、結局、誰かを助けるために動いてしまう。そういうところに、気づいたら毎週会いに行きたくなっていました。
誰に
- ときめきたいけど、甘すぎるのは照れくさい人
- 謎解きや、ちょっとした理科の話が好きな人
- 主人公がかっこよく見えない話を探している人。猫猫は、ぜんぜんかっこつけません。そこがかっこいいです
いつ
移動中に、一話ずつ。夏の、暑くて外に出たくない日の夕方にも合うかも。後宮の中は涼しそうに見えるので、ちょっとだけ気分が変わります。
作品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 薬屋のひとりごと 第2期(テレビアニメ) |
| 原作 | 日向夏の小説 |
| 放送 | 2025年1月〜7月 |
近い気持ち
この作品は、会では取り上げていません。私が会に入って最初の夏、「最近ずっと観てるもの」を聞かれて答えたら、何人かが第1期から観はじめてくれて、それがうれしくて記録を書くことにしました。
