読み聞かせのさいごのページで、子どもが、このあとこの子たちはどうなるの、と聞いてきました。その日のあたしは、夜にまったく同じことを考えることになりました。
この回のこと
十二月の感情浴会は、テレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』でした。進行は凪さん。全13話を、それぞれ第11話まで観てきて、当日は第12話を、みんなで同じ時間に再生しました。九人がそろいました。
何かを始めたい高校生の女の子が、同じように何かを抱えた三人と出会って、ほんとうに南極まで行ってしまう話です。主人公の友だちのひとりは、南極で行方が分からなくなったお母さんを、ずっと待っています。
心がうごいた場面
第12話の終わりのほうで、その子がお母さんのパソコンをひらく場面があります。ここは、ことばで書くとこわれてしまいそうなので、少しだけ。それまで彼女がひとりで送りつづけてきたものが、画面の上に、つぎつぎにとどいていくんです。
あたしはそこで、ひざの上の毛布をぎゅっとにぎっていました。
凪さんは、何回観ても、あの音が鳴りはじめたところで喉がつまる、と言っていました。今回もマイクを切っていました。
オトさんは、南極の空の色の話。灯さんは、主人公たちが旅の前にした、ささやかな約束のことを話していて、それを聞いて、はるまきさんが泣いていました。
会のあとで
会いたくなりたい、というテーマでしたけど、観おわってから、みんなそれぞれ、しばらく会っていない人の話をしました。ヤギさんは専門学校の友だち。ロクさんは、前の職場で世話になった人の話をちょっとだけ。あたしは、とおくに住んでいる母のことを思いだしました。
それから、ロクさんは先月の会のあとも、週に一回だけ走っているそうです。
お知らせ
この月から、しずく大賞をはじめます。今年いちばん心がうごいた作品を、メンバーの投票で選ぶものです。投票のしめきりは今週いっぱい、とロクさんから連絡がありました。結果は会報の冬の号にのります。
(記録:めじろ)