課題のレポートを後回しにして読みはじめたら、気づいたら外が暗くなっていました。
今月から、会の記録を私も受け持つことになりました。はじめての記録です。短めになるかも。
進行はぬか。選んだのは、若林正恭の旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』です。夏休みの五日間、ひとりでキューバへ行った話。競争ばかりの東京の毎日から、まったく違う仕組みで回っている国へ。
私はこの本を、通学の電車で読みました。窓の外は見慣れた田んぼなのに、頭の中はずっと知らない国の街並みで、ちょっと不思議な感じでした。
ぬかに聞いたこと
会のあと、ぬかに少しだけ質問しました。
なぜこの本だったのか。
遠くへ行きたいと言いながら、なかなか遠くへ行けない人の気持ちが、ちゃんと書いてあるから、だそうです。旅の本なのに、行く前のうじうじした時間も、ちゃんと書いてある、と。
いちばん好きなところは。
旅先の街で、書き手がふっと肩の力を抜く瞬間。ぬかは、ぬか床のふたを開けたときの匂いに似ている、と言っていました。たぶん、ほめ言葉です。
ほかの人の話
ヤギは、終わりのほうで、この旅に出た理由がもうひとつ明かされるところで手が止まった、と。灯は、読み終えて、少しだけ遠くの駅まで散歩したそうです。
私は、読み終えてから、銀杏並木の先まで行ってみたくなりました。キューバほど遠くなくていい。
次回は七月。ヤギの進行で、ゲームの回です。
(記録:いちょう)